海外ドラマを学習素材として使うことについて考えてみました(1)
「英語学習と海外ドラマ」。以前から気になっていたテーマです。わたし自身の考えを整理するためにも、ちょっと記事にしてみたいと思います。
「映画1日1本キャンペーン」開催中のため、最近の記事に海外ドラマが登場していないのですが、今でも継続して毎日『フレンズ』を観ています。朝食を取りながら1日1エピソード。現在は字幕なしの英語音声のみで観ています。1エピソードは20分ほどなのでちょうど食べている時間に観れます。(朝食はしっかり食べるので食べ終わるまでに20分くらいかかるのです。)
んで、結論から言うと、「海外ドラマを学習素材とみなして付き合っていく」のは、ちょっと危険かな…と個人的には思っています。危険というのは、海外ドラマを観る良さを知る前に、観ること自体を苦痛になって投げ出してしまうんじゃないかなーという意味です。
海外ドラマを観る利点はいくつかあります。たとえば、TOEIC で言えば Part 2 にあたる日常会話のやりとりがドラマの中で絶えず交わされるので、様々なバリエーションを知ることができます。TOEIC 本番での Part 2 には、それまで参考書などで聴いたことのないひねった問題が出たりしますが、そのようなものも簡単に適切な応答を選ぶことができると思います。もちろん試験だけでなく、自分自身が英語で会話する機会にもとっても役立ちます。わたしはよく海外ドラマの登場人物たちを思い浮かべて、「彼らならこういう言い回しをするだろうな」と考えながらしゃべったりします。イントネーションも真似できるのでほんとに生きた英語という感じです。
あと、個人的に重要だと思うのが、英語圏の文化を学ぶということです。海外ドラマを観るのにどんなジャンルを選ぶかはもちろん個人の好みが第一です。興味のないものを観るのは苦痛です。ただ、わたしが『フレンズ』をお勧めする理由は、「英語圏の文化についていろいろと学ぶことができるから」です。ことばと文化を切り離すというのは非常に難しいことです。言い換えれば、その言語の文化を知っている知っていないで、話の意味が通じたり通じなかったりします。だから、ことばを学ぶ以上、そのことばの文化も学ぶのが自然で大切なことだと思います。『フレンズ』のような、普通の人たちの普通の生活を描いているようなドラマだと、普通に英語圏の人たちの日常的な習慣や特別なイベントがごく自然に出てくるので、そのような文化を持たないものとして、興味深く観ることができます。
なんだか長くなってしまっていますが、最後に「じゃあ、どういう付き合い方をしたらいいのか」ということについて、わたしなりに考えてみます。ポイントとして、海外ドラマは多聴に使うのがいいと思っています。どんどん聴くこと。多読の考え方と同様、よく聴き取れなかったところは基本的にスルー。ただし、話の流れを理解する上でどうしても分からないと困るところ、どうしても何と言っているか気になるところについてはチェックしていいと思います。始めて観るエピソードなら、日本語字幕を付けていいと思います。というか、音に慣れることと内容を理解することが目的なので、海外ドラマを観る機会があまりなかった方なら、むしろ日本語字幕をお勧めします。そして、日を空けずコンスタントに観ること。個人的には、1日1エピソードが長く続けるのに適しているように感じています。週末にまとめて観ると、翌週、話の流れを忘れてしまう可能性がありますし、1日に複数のエピソードを観るのは結構大変です。わたしは1エピソード観ると「もう1エピソード観たいなー」と思ったりするのですが、明日の楽しみに我慢するようにしています。
いろいろと書きましたが、一番大切なのは、ストーリーを楽しむこと、それだけです
「映画1日1本キャンペーン」開催中のため、最近の記事に海外ドラマが登場していないのですが、今でも継続して毎日『フレンズ』を観ています。朝食を取りながら1日1エピソード。現在は字幕なしの英語音声のみで観ています。1エピソードは20分ほどなのでちょうど食べている時間に観れます。(朝食はしっかり食べるので食べ終わるまでに20分くらいかかるのです。)
んで、結論から言うと、「海外ドラマを学習素材とみなして付き合っていく」のは、ちょっと危険かな…と個人的には思っています。危険というのは、海外ドラマを観る良さを知る前に、観ること自体を苦痛になって投げ出してしまうんじゃないかなーという意味です。
海外ドラマを観る利点はいくつかあります。たとえば、TOEIC で言えば Part 2 にあたる日常会話のやりとりがドラマの中で絶えず交わされるので、様々なバリエーションを知ることができます。TOEIC 本番での Part 2 には、それまで参考書などで聴いたことのないひねった問題が出たりしますが、そのようなものも簡単に適切な応答を選ぶことができると思います。もちろん試験だけでなく、自分自身が英語で会話する機会にもとっても役立ちます。わたしはよく海外ドラマの登場人物たちを思い浮かべて、「彼らならこういう言い回しをするだろうな」と考えながらしゃべったりします。イントネーションも真似できるのでほんとに生きた英語という感じです。
あと、個人的に重要だと思うのが、英語圏の文化を学ぶということです。海外ドラマを観るのにどんなジャンルを選ぶかはもちろん個人の好みが第一です。興味のないものを観るのは苦痛です。ただ、わたしが『フレンズ』をお勧めする理由は、「英語圏の文化についていろいろと学ぶことができるから」です。ことばと文化を切り離すというのは非常に難しいことです。言い換えれば、その言語の文化を知っている知っていないで、話の意味が通じたり通じなかったりします。だから、ことばを学ぶ以上、そのことばの文化も学ぶのが自然で大切なことだと思います。『フレンズ』のような、普通の人たちの普通の生活を描いているようなドラマだと、普通に英語圏の人たちの日常的な習慣や特別なイベントがごく自然に出てくるので、そのような文化を持たないものとして、興味深く観ることができます。
なんだか長くなってしまっていますが、最後に「じゃあ、どういう付き合い方をしたらいいのか」ということについて、わたしなりに考えてみます。ポイントとして、海外ドラマは多聴に使うのがいいと思っています。どんどん聴くこと。多読の考え方と同様、よく聴き取れなかったところは基本的にスルー。ただし、話の流れを理解する上でどうしても分からないと困るところ、どうしても何と言っているか気になるところについてはチェックしていいと思います。始めて観るエピソードなら、日本語字幕を付けていいと思います。というか、音に慣れることと内容を理解することが目的なので、海外ドラマを観る機会があまりなかった方なら、むしろ日本語字幕をお勧めします。そして、日を空けずコンスタントに観ること。個人的には、1日1エピソードが長く続けるのに適しているように感じています。週末にまとめて観ると、翌週、話の流れを忘れてしまう可能性がありますし、1日に複数のエピソードを観るのは結構大変です。わたしは1エピソード観ると「もう1エピソード観たいなー」と思ったりするのですが、明日の楽しみに我慢するようにしています。
いろいろと書きましたが、一番大切なのは、ストーリーを楽しむこと、それだけです
